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イベント・活動記録(2018年)

2018年11月
ヴェルニー・小栗祭式典と横須賀開国研究会主催シンポジュウムへ参加
【I】ヴェルニー・小栗祭式典
  今年は、日仏交流160周年記念行事として横須賀市により開催された。 横須賀製鉄所は、徳川幕府の勘定奉行小栗上野介忠順とフランス海軍 造船技師フランソワ・レオンス・ヴェルニーにより、現在の米軍横須賀基地がある場所に創設され、1865年(慶応元年)に鍬入れ式が行われ、その後、横須賀造船所、横須賀海軍工廠と名称を変え、日本の近大産業の発展を支えてきました。横須賀市では、その建設に貢献した小栗とヴェルニーの功績を称えるため、1952年以来、本式典を毎年11月に挙行してきています。
開催日時:平成30年11月10日(土) 午前11時から12時
開催場所:ヴェルニー公園
  ・花輪供呈 フランス駐日大使及び横須賀市長
  ・上地横須賀市長式辞
  ・ローラン・ピック駐日フランス大使 祝辞
  ・フォルチュネ・ペリカノ ブレスレット市副市長 祝辞
  ・海上自衛隊横須賀音楽隊による演奏
  ・フランス海軍軍楽隊による演奏
  当会からは会員及び知人10名が参加しました。

【II】横須賀開国史シンポジュウム
  開催日時:平成30年11月10日(土)14時開演
会 場:横須賀市文化会館 大ホール
  ■ 横須賀開国史研究会会長 挨拶
■ 14:05〜15:05 基調講演「小栗上野介と横須賀製鉄所(造船所)」
 
日本近代化の基盤となったのは横須賀製鉄所であり、明治政府により日本は明治維 新以降近代化したとの宣伝は誤りである。横須賀製鉄所は、何でも造る総合工場で、蒸気機関が原動力となっていた。
人材育成機関で人づくりを行った。大学の理工学部に相当する高級幹部技術将校を育成する機関学校と技術職工を養成する工業学校があった。
群馬県の富岡製糸場は、横須賀造船所の妹で、明治4年に建設が開始された富岡製糸場は、横須賀造船所建築担当のフランス人技師が設計・建築を頼まれ僅か50日で設計図を書き上げた。
富岡製糸場建設は1年で予算24万ドルで、横須賀製鉄所は4年計画で予算240万ドルだった。富岡製糸場の建物や機械の設備が完成すると、その経営も横須賀にならってブリュナに任せフランス式経営で運営された。
  ■ 15:05〜16:20 パネルディスカッション
 
・斎藤 隆 (財団法人水交会理事長)
・山本詔一 (横須賀開国史研究会会長)
・村上泰賢 (小栗上野介顕彰会理事)
パネルディスカッションでは、明治政府に引き継がれたその後の横須賀造船所 について、元海上自衛隊潜水艦艦長の斎藤氏から横須賀海軍工廠時代には 日露戦争当時日本国海軍の戦艦他に搭載されていた通信装置が横須賀で 製造さており、蓄電池も開発製造していたとのこと。
2018年10月〜11月
万延元年遣米使節が持参した将軍徳川家茂よりブキャナン大統領宛国書等の調査
ワシントンのアメリカ国立公文書記録管理局(NARA)には、日本の公式外交使節である万延元年遣米使節が、当時ブキャナン大統領に手渡した徳川家茂公よりの親書である国書が保存されています。 今回、米国日系退役軍人協会元理事島氏にお願いし、米国下院議員(Chris Van Hollen)の方よりNARAに嘆願書を出していただきました。その結果、その閲覧の特別許可を受けました。 徳川宗家十九代徳川家広様、東京大学史料編纂所横山伊徳教授、国立歴史民俗博物館福岡万里子准教授、大阪市立大学彭浩准教授の三名の研究者の方々にご参加いただき、三日間(10月31日〜11月2日)の閲覧調査が行われました。詳細はこちらをご覧ください。

10月31日(水) スミソニアン博物館サポートセンター
      使節からブキャナン大統領へ贈られた火桶
 
    将軍家茂から大統領へ贈られた馬具(Smithsonian Websiteより)
 
11月1日(木) NARA at Washington DC
 
    日米修好通商条約批准書 米国国立公文書館所蔵(画像提供)
 
  押印されている徳川幕府の銀印「経文緯武」
徳川記念財団所蔵(画像提供)転載禁止
 
11月2日(金) NARA College Park
 
    国書 米国国立公文書館所蔵 (NARA College Park) (NARA Website より)
今回調査した遣米使節が持参した贈り物、この国書については、下記Websiteにて公開されています。
スミソニアン自然史博物館 Website    NARA Website (1)    NARA Website (2)

今回は調査のほか、NAVY YARDへ司令官を表敬訪問、当会寄贈の万延元年遣米使節記念碑を再訪、日本大使公邸へ杉山大使表敬訪問、最後は徳川家達公爵ゆかりのレストランでの夕食会で終了しました。 三日間の大変貴重な閲覧調査を終え、徳川幕府が万延元年遣米使節を日本の公式外交使節として派遣したことを改めて認識しました。 また、徳川様のご調査、先生方による幕末史のご研究に資することを願っています。同時に、今回米国で閲覧した万延元年遣米使節の素晴らしい歴史遺品を、このウエブサイトを通じまして、このような意義ある活動をご紹介できますことは当会の意図するところです。
2018年10月
2018年度秋の講演会・懇親会
平成30年10月21日(土) 、「一般社団法人万延元年遣米使節子孫の会」秋の講演会・懇親会を開催しました。詳しくは、こちらをご覧ください。
2018年5月
「一般社団法人万延元年遣米使節子孫の会」第7回 総会・懇親会
平成30年5月19日(土) 法曹会館(東京都千代田区霞が関)にて、「一般社団法人万延元年遣米使節子孫の会」第7回 総会と懇親会が開催されました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
2018年4月
徳川時代の歴史的意義を研究・発信する徳川みらい学会による徳川家臣団大会・本年度第1回講演会(静岡商工会議所、静岡市共催)が、平成30年4月16日、静岡市葵区で開催されました。幕臣の子孫など約500人が詰めかけ、当会からは、村垣孝会長、塚原辰二理事、宮原万里子理事が参加しました。講演会では「明治維新150年と静岡」をテーマに、静岡とゆかりの深い山岡鉄舟に焦点を当てたプログラムを実施。講演と朗読劇を通じ、江戸城無血開城に大きな役割を果たした鉄舟の人物像に迫った。江戸城無血開城の流れをつくった鉄舟の功績を再評価した。
講演には鉄舟が創始した全生庵(東京都台東区)の平井正修住職が登壇した。鉄舟の年譜をひもとき、その人となりから幕末〜明治期にかけての活躍を説いた。「鉄舟はこれと思ったら道を究める人。禅の上では、自分というものをなくし敵をなくしていく『無敵』の境地に至った」と顕彰した。
イベントには徳川宗家18代当主徳川恒孝さんの長男・徳川家広さん、西郷隆盛の子孫で陶芸家の西郷隆文さんも参加。徳川さんは、家康公が礎を築いた徳川時代の平和は、静岡の地で10年がかりで熟考したものとし、「世界に誇れる平和な時代は、静岡に始まり幕末に形を変えて続けようとしてきた」と語った。