理事長の挨拶

1860年、江戸幕府が日米修好通商条約の批准交換のため万延元年遣米使節団を米国に派遣いたしました。1960年には日米双方でその100周年記念が盛大に行われ、2010年にはその150周年祭が横須賀、サンフランシスコ、米国ワシントンDC、ニューヨークの各地で、日本米国大使館および日米関係者主催の盛大な催しが行われました。

万延元年遣米使節団一行が米国軍艦ポーハタン号に乗船し、その随伴艦でありました咸臨丸がサンフランシスコまでポーハタン号に随伴しました。2000年より活動されている『咸臨丸子孫の会』主催者のご提案をいただき、すでに交流のある遣米使節団員の子孫が集い、本会『万延元年遣米使節子孫の会』が2010年に任意団体としてその活動をスタートしました。

日米の外交の礎を築き、日本の近代化に貢献した万延元年遣米使節の史実とその意義を正しく伝え、誰もが理解する正しい歴史認識の促進、会員の親睦、日米親善などを目的とし、その目的に資するため必要な活動を会員皆さまと共に進めてまいりました。

当会は2016年1月より会の法人格の取得をいたしまして、『一般社団法人 万延元年遣米使節子孫の会』としてその子孫に限らずその歴史に関心を持ち、会の活動にご賛同くださる方々に幅広く参加いただく開かれた組織的な会として運営することになりました。

最後にウエブサイトをご覧のみなさまに記念すべきお知らせを報告いたします。2016年5月13日、万延元年遣米使節団の使命と成果の顕彰、及びその遣米使節団が米国首都ワシントンの近郊、ワシントン海軍工廠に到着したことを記念する石碑.銘板が海軍工廠内公園に建立されました。国際都市ワシントン市内にはこれまで152基の記念碑が建立されていますが、これが初めてワシントン市内に建立された日本に関系する記念碑であります。この石碑.銘板の建立は米国海軍のご理解と協力に加え、会員の皆様とその関係者、米国日系関係者の皆さま方のご尽力の賜物であります。ここに改めて御礼をもうしあげます。


一般社団法人 万延元年遣米使節子孫の会万延元年遣米使節子孫の会
理事長 村垣孝